期間工・期間従業員から正社員になることはできる?|期間工ABC

期間工・期間従業員から正社員になることはできる?

期間工・期間従業員から正社員になることはできる?

まず、期間工求人サイト「e仕事」を開いて見てください。

そこには日本を代表する自動車メーカーや関連部品メーカーの求人広告が掲載されているでしょう。

どれも、期間工や期間従業員を募集するものですが、注目してほしいのは多くの企業が雇用条件の項目に「正社員登用あり」とうたっている点。

では、実際に期間工や期間従業員から正社員になるにはどうすればよいのでしょう。

また、有利な条件はあるのでしょうか。

どうすれば期間工・期間従業員から正社員になれる?

長く安定して働き続けたい、社会的信用を高めるためにもぜひ正社員として採用されたいと考えるのはどの期間工・機関従業員も同じ。

とくに期間工・期間従業員は契約を更新していっても最長3年(厳密には2年と11ヶ月)で契約満了となり、それ以上同じメーカーで働き続けることができないので、余計に正社員を希望する傾向が高いと言えるでしょう。

それだけに、メーカーが正社員登用をうたっていたとしても競争は激しく、狭き門になりがちです。

では、実際、正社員になるにはどんな道のりを経る必要があるのでしょうか。

まずは期間工・期間従業員として契約更新しながら一定期間勤め続ける必要があります。

その間の働き方がよく、現場で認められるようになれば、上司の推薦を受けて正社員登用試験を受けることができます。

もちろん、上司の推薦がなければ肝心の試験は受けられません。

働き続けること、上司に認められるだけの貢献があるかどうかが肝心です。

ただし、正社員登用の試験は多くの企業で1年に一度程度しか行われていないので、チャンスは極めて少ないと言えるでしょう。

しかも、どんなに継続して働いていても2年11ヶ月を過ぎれば契約満了となり、その時点で正社員登用の道が閉ざされてしまいます。

正社員登用試験とは? どんな内容?

仮に上司から推薦されて正社員登用試験を受けることができれば第一関門突破ということになります。

なお、試験を受けるには上司の推薦状と自身の履歴書を会社に提出する必要があります。

さて、肝心の試験はというと、高校時代までに授業で習ったことのおさらいのような問題が各分野で出題されます。

解答形式はマークシート方式で、記述式はありません。

問題自体は比較的平易なものが多いので、特別な対策は必要ないかもしれませんが、自信のない方、出題傾向が気になる方は事前に過去の試験問題を確認しておくとよいでしょう。

この筆記試験よりも、重要なポイントになるのが面接です。

ここでは、仕事への取り組み方についてどう考えているか、今の現場経験から得たものが何か、毎日の仕事でとりわけ自身が力を入れていること、また、自分なりに創意工夫している点などが聞かれます。

自身で改善提案などを現場で行っている場合は、その提案書を提出や成果がわかるようなものを提出できればなお有利でしょう。

正社員になるために有利な条件はある? 

こうした試験や面接は、その期間工・期間従業員として働いている人物が正社員となるのにふさわしい資質を備えているかを見るものです。

したがって、遅刻や欠勤などがないことや日頃の勤務態度がよいことは当然ですが、同僚や上司といかにうまくコミュニケーションを取っているかといったところが大きく評価されます。

また、そうでなければ上司の推薦は得られません。

さらに作業をより効率的に進めるために独自の改善提案をして、成果が上がっているという事実があれば申し分ないでしょう。

ただし、それだけでは期間工・期間従業員から正社員になれません。

なぜ正社員になりたいのかという志望動機や正社員としてどんなビジョンを持って仕事に当たってくれるのかといった点が問われるからです。

期間工・期間従業員として働くだけなら、「短期間でまとまったお金を稼ぎたいから」といった動機だけでも、体力と根気がありそうだと認められれば就職は可能でしょう。

正社員となると、自分のことだけでなく、現場や会社全体のことを考えて仕事をしなければならないため、それだけの自覚やモチベーションがあるのかが問われるわけです。

あと一つ、正社員になるのに有利な条件を挙げるとすれば、十分に“若い”ことでしょう。

定年までそれほどない人間をわざわざ企業は雇いません。

将来有望で、長く働いてくれる人を求めているからです。

まとめ

こうして見てくると、たんにまじめに働いていればチャンスがあるというわけではないのが正社員への道です。

それが難しい点でもあり、チャレンジしがいがある点とも言えるでしょう。

前述したように、会社の一員として長く働くためには、自分がどれだけの貢献ができるか、その会社でどんなことを実現したいのかというビジョンを持つ必要があります。

それができて初めて期間工・期間従業員から正社員への道が開けるのです。