肉体労働者が覚えておきたい、疲れにくい体のつくり方|期間工ABC

肉体労働者が覚えておきたい、疲れにくい体のつくり方

肉体労働者が覚えておきたい、疲れにくい体のつくり方

記録的に暑かった今年の夏。
急に涼しくなった秋を通り越すと、もう冬がやってきます。

季節の急な変化は体調にも影響します。

夏の間に溜まった疲れを癒して、体調管理をしっかりしておくことが快適な一年を送るには不可欠。

疲れの取り方をご紹介します。

それぞれの疲労の対処法

・肉体的疲労
筋肉は酸性に弱いという特徴があり、酸性である「乳酸」が体内にたまると筋肉痛や筋肉の張りなどの症状が現れます。
このような筋肉をはじめとした体そのものに現れる疲労を「肉体的疲労」と呼び、乳酸がたまる原因となる激しい運動をした翌日にはこの肉体的疲労が起こりやすくなります。
そのため、特に激しい運動を伴う肉体労働をしている方は、このような肉体的疲労をよく感じることがあります。
一方、肉体的疲労は、整理体操やストレッチなどをしっかり行えば、ある程度防ぐことができるという特徴もあります。

・精神的疲労
人間関係や悩みごとなどによるストレスが原因でたまる疲労を「精神的疲労」と呼びます。
肉体的疲労とは違って休息などをとっても緩和されにくいことからストレスをためる原因となり、さらに疲労を増やすという悪循環にはまりがちです。
また、このような精神的疲労に対してはリラックス効果が期待できる適度な運動がよいとされており、
疲れているからという理由で休みの日をだらだらと過ごしてしまうこともまた、精神的疲労を増長させる原因となります。

・神経的な疲労
「やる気が起きない」「十分に寝ているのに眠い」といった症状は、精神的疲労によるものと判断してしまいがちです。
しかし、実は自律神経などの異常が原因となる「神経的疲労」によるものかもしれません。
神経的疲労は、デスクワークのような神経や脳が緊張した状態が長時間続く仕事に就いている方に起こりやすく、最近ではよくスマホを見る方にも現れやすいといわれています。
ただし、工場などで働く肉体労働者の場合、神経的疲労が高まることはそれほどありません。

疲労回復のために必要なこととは

このような疲労のうち、肉体労働者に多いのは「肉体的疲労」といえるでしょう。

他の疲労に比べて自力で回復させやすいことから、
効果的な対策をとれば疲労がたまることを防げます。
そのためには、

1. 睡眠の質を高める
睡眠中は、食べ物から摂取した栄養と睡眠中に多く分泌される成長ホルモンの働きにより、激しい運動で損傷した筋肉の修復が行われます。
質のよい睡眠を取ることは筋肉の修復だけでなくエネルギーをためる上でも大きな効果があります。
また、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、それぞれ約90分おきに切り替わるといわれています。
このため、レム睡眠とノンレム睡眠がちょうど切り替わる、6時間あるいは7時間半後に目覚めるようアラームをセットしておくようにしましょう。
そうすればすっきりと目覚めることができ、疲労も解消することができます。

2. しっかり休息を取る
疲労を解消するためには休息をしっかりと取ることも重要です。
一度にまとまった休息を取るより、短時間の休息を小まめに取った方が疲労は溜まりにくいといわれています。
平日は限界まで働き休日は1日中休む、という極端な生活サイクルを送ることは避けるようにしましょう。
また、日々の入浴は休息の中でも高い疲労回復効果が期待できるといわれています。
シャワーだけで済ませるのではなくしっかりと湯船に浸かり、時間があればマッサージをして血行を促進させるのも疲労回復のための方法としてはおすすめです。
日頃から疲れにくい身体づくりに努めることも大切です。
疲れにくい身体づくりの3つのポイントをあげると、

1.食事
一日3食、特に朝と昼にバランスのよい食事をとることは、疲れにくい体を作るための基本中の基本です。
だるさや疲れを取る働きがあるビタミンB1を多く含む豚肉やレバー、枝豆、キノコ類や、同じ効果が期待できるビタミンB2を多く含む、鯖やししゃも、納豆などを食べるようにしましょう。

2.姿勢
同じ姿勢を長時間維持すると、特定の部分の筋肉にのみ乳酸がたまり、大きな疲労を感じたり、腰痛など起こしたりすることがあります。
そのため、仕事上同じ姿勢を維持する、同じ動作を繰り返さなければならない方は、休憩中に姿勢を正しストレッチをするようにしましょう。
他の部分の筋肉も動かすと、翌日以降の疲労回復や腰痛防止に効果的です。

3.運動
ウォーキングやストレッチなどの適度な運動は、筋肉を作るだけでなく内蔵の働きの活性化や血行の促進効果を促して、疲れにくい体を作ることができます。
休日に30分でも外に出て散歩をするだけでも、疲労回復には大きな違いが表れます。

(まとめ)

歳をとるにつれて自然治癒力も衰え、細胞単位の回復力が低下することで疲れやすくなります。

そのため、体を若い状態に保つための生活習慣を身につけましょう。

毎日の疲労が体にたまってくると、倦怠感や肩こりなどの症状が出やすくなり、仕事にも影響を及ぼしてしまう場合があります。

冬を迎えると体力がない人ほど体調不良などで欠勤しがちな方は少なくないはず。

周囲に迷惑をかけないためにも、より稼ぐためにも健康な体を維持しましょう。
特に、工場で働く肉体労働者にとっては、体が資本。

健康管理の一環として、疲労をためないようにすることも気にかけなければなりません。