期間工・期間従業員は途中退職できる?|期間工ABC

期間工・期間従業員は途中退職できる?

期間工・期間従業員は途中退職できる?

自動車メーカー、関連部品メーカーなどに期間工・期間従業員として採用されても、場合によっては契約満了を迎える前に途中で退職しなければならないケースも出てきます。

働く側としても、生活や収入のことを考えれば、できるだけ避けたいところですし、雇用する側としても、予定外の欠員が生じることで生産計画にも影響が出かねないので、本音としては辞めてほしくはありません。

そこで今回は、期間工・期間従業員は途中退職できるのか、退職できるとしたらどんな辞め方をすべきなのかについてお話しします。

期間満了までに期間工の仕事を辞めなければならないケースとは?

結論から言えば、事情によっては期間工・期間従業員でも契約期間の途中で退職することはできます。

たとえば、想像したより現場での仕事がキツく、体力的に続かないケースなどがもっとも考えられる要因です。

もちろん、ムリして続けることはできるかもしれませんが、仕事でミスを頻発したり、早退や欠勤が多くなったりすれば、自分から辞めると言わなくても、会社から退職を促されることになるでしょう。

そういう場合は、基本的に期間工の仕事に向いていないということなので、一度、そこから一歩引いて自分の仕事観や目標などを見つめ直すべきかもしれません。

もう一つは、体力的に問題がないのにも関わらず、何らかの病気やケガによって仕事が継続できなくなるようなケース。

休みの日を利用しての通院程度で何とかなれば問題ありませんが、仕事をこなせるだけの体調がなかなか戻らない場合は退職を考えたほうがよいでしょう。

長期療養や入院が必要となればなおさら治療などに専念すべきです。

ほかにも、自分の問題ではなく、家族や実家の誰かが病気になり、しばらく生活を支えてあげなくてはならないとか、家業を手伝わなければならないといった場合も、退職はやむを得ないでしょう。

期間工・期間従業員ならこういう辞め方は絶対NG!

このように、さまざまな理由で途中退職に至るケースがあります。

会社としても、大事な戦力が欠けると生産計画に狂いが生じるのでできれば継続して働き続けてほしいはずですが、事情が事情なら引き留めるわけにはいきません。

ただ、途中で一部の欠員が生じることは想定して求人・採用しているので、働き手の側が責任を感じすぎる必要はないと言えます。

それより、ムリをして働いて事故やケガにでもなれば、そちらのほうが会社にとっては損失でしょう。

問題は辞め方です。
体がキツイから、あるいは寮生活に馴染めないからと、無断欠勤が続いたり、ある日突然、寮を引き払って姿を消してしまったりという、そういう無責任な辞め方だけはしないことが大事です。

事情を率直に話せば会社側も必ず納得してくれるはずで、それならと退職を認めてくれるからです。

にもかかわらず、何の相談も連絡もなく辞めるようなことがあれば、もし、次に期間工・期間従業員の仕事に就こうとしたとき、そのマイナス情報が他の企業でも共有されていて、採用がNGになることも大いにあり得ます。

もちろん、同じメーカーでは二度と採用されないでしょう。

これは、期間工・期間従業員に限りません。

どんな会社に勤めたとしても、社会人として最低限守るべきルール、常識です。

辞める前に考える、辞めた後のことも考える。期間工としての基本

現場での仕事を継続できないほどの体調悪化やケガといった理由なら致し方ないところですが、そうではなく、「ただ何となく、現場が肌に合わない」「寮生活に馴染めない」といった程度の理由なら、辞める前に今一度、なぜ自分が期間工として働こうと考えたのか初心に戻って振り返ってみることが大事です。

3ヶ月あるいは半年という限られた期間ながら契約期間満了まで働けばまとまった収入が得られ、その後の生き方に自信が持てる、夢が持てると理想を抱いたのではないか、と。それでも、辞めたいのであれば、社会人として恥ずかしくない辞め方をすべきです。

また、辞めた後のこともしっかり考えましょう。

その後の収入はどう得るのか、ということも大事ですが、まずは失業保険をどうするかでしょう。

失業保険は自己都合で退職した場合、給付制限があるのですぐに支給されません。

それまで、預貯金など手持ちのお金を取り崩して生活しなくてはならないので注意が必要です。

また、失業保険の支給を受けるにはその年に都合6ヶ月間働いていることが前提。

これに達していない場合は失業保険に加入していても、支給されません。

まとめ

どんな仕事に就いても、途中で辞めなくてはならない事情が生じるものです。

大事なのは契約期間満了を待たずに辞めることが本当に得策なのかをよく考えること。

そして、やむなく辞める場合も、会社によく相談した上で、正式な手続きを経て辞めること。

そこで、理解が得られれば、また次の雇用に結びつく可能性も出てくるからです。

なお、各社の契約期間や雇用条件などはあらかじめ期間工求人サイト「e仕事」で確認しておくようにしましょう。