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フォークリフトは資格が必要? どうすれば取れる? 資格の取り方や詳しい仕事内容について解説!

2025/09/12

工場や倉庫などで大きな物を持ち上げて運ぶ、フォークリフト。運転することができれば仕事の幅が広がりますが、必ず資格が必要となります。

ここではフォークリフトについて、資格の取り方や詳しい仕事内容について解説します。

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フォークリフトとは?

フォークリフトとは荷物を持ち上げる(=リフト)ためのフォーク(ツメ)を備えた、荷運び用の自動車です。

工場や建設現場、倉庫、港湾、空港といった、大きな荷物を運ぶ作業場や物流の拠点で使用されます。操作は比較的簡単ですが、運転するには資格が必要になります。

フォークリフトを使ってどんな仕事をする?

フォークリフトは人の力では持ち上げられない荷物を運ぶときに使用します。

実際の作業としては、荷物を傷つけないようにパレットという荷台の上に積み上げ、パレットの下部にある差込口にフォークを入れて、フォークリフトで持ち上げて移動します。

フォークリフトの資格はどうやって取る?

リフトの最大荷重が1t未満か1t以上かによって必要な資格が変わりますので、詳しく解説します。

最大荷重が1t未満のフォークリフトは「フォークリフトの運転の業務に係る特別教育」

最大荷重が1t未満のフォークリフトを運転する場合は、特に試験などは必要ありません。そのかわり、各事業所や教習所で行われる「フォークリフトの運転の業務に係る特別教育」という安全講習を受けなければなりません。

学科講習に6時間、実技講習に6時間の計12時間の講習が必要になりますが、フォークリフトを運転する上での必要な知識や経験が十分と認められる場合には、講習の一部もしくは全部を省略することもできます。講習を終了したら特別教育修了者の資格を得ることができます。

最大荷重が1t以上のフォークリフトは「フォークリフト運転技能講習」

最大荷重が1t以上のフォークリフトを運転する場合は、労働安全衛生法に基づく運転技能講習を修了し、試験に合格しないといけません。技能講習は、各都道府県の労働局に登録した教習所や企業が行っています。

講習が終わったあと試験を受けて合格すれば、修了証が発行されて資格取得となります。最短だと2日間、最長でも5日間で取得できる資格ですので、とても取りやすい資格の一つと言えるでしょう。

なお、講習の内容は受験者が持っている資格や経験によって変わります。

自動車免許を持っていない

  • 学科講習:11時間
  • 実技講習:24時間
  • 合計講習時間:35時間
  • 平均取得日数:5日間
  • 受講料(※2020年9月、千葉県の教習所の場合):48,400円

普通自動車以上の免許を持っている

  • 学科講習:7時間
  • 実技講習:24時間
  • 合計講習時間:31時間
  • 平均取得日数:5日間
  • 受講料(※2020年9月、千葉県の教習所の場合):44,000円

フォークリフト特別教育修了後、フォークリフトの運転業務に6月以上従事された経験がある

  • 学科講習:11時間
  • 実技講習:4時間
  • 合計講習時間:15時間
  • 平均取得日数:3日間
  • 受講料(※2020年9月、千葉県の教習所の場合):25,000円

大型特殊自動車免許を持っているか、普通自動車などの運転免許を持っていて、かつフォークリフト特別教育修了後、フォークリフトの運転業務に3月以上従事された経験がある

  • 学科講習:7時間
  • 実技講習:4時間
  • 合計講習時間:11時間
  • 平均取得日数:2日間
  • 受講料(※2020年9月、千葉県の教習所の場合):20,900円

フォークリフトの資格を持っていたら稼げる?

資格を持っていれば、持っていない人より給料は高くなる傾向があります。その人しかできない作業を任せるので、大きい荷物を運べる資格を持ち、経験豊富なほど、その分高い時給で募集されることが多く、企業によっては職能給ということで作業に従事していなくとも資格保有車の時給が上がることもあります。

ピッキングなどの軽作業の求人は1,000円〜の時給が多いのですが、フォークリフト作業の求人は、1,300〜1,800円あたりの時給が多いようです(「ニッケンで発見」編集部調べ)。5日間もあれば取得できる資格で、これだけ時給が上がるのであればかなりコスパが良い資格と言っても良いのではないでしょうか。

フォークリフトの運転技能講習修了証は、持っていれば色々な現場で必要になる国家資格ですので、何かの機会に取っておくことをおすすめします。

作業環境は?

工場や倉庫などの屋内作業の場合もあれば、屋外で作業することもあり、現場によって様々です。運転中は座っていられますが、荷物をパレットに積んだり降ろしたりする作業は立ち仕事になります。

運転者への危険は少ないですが、逆に他の作業者や積荷を傷つける危険があるので、作業中は最大限の注意が必要になります。危険があるからこそ、資格が必要な作業なのです。

フォークリフトを運転するのはほとんどの場合は作業現場の敷地内ですが、まれに別の現場に移動するために公道を走ることもあります。その場合は当然ですが、小型特殊自動車や大型特殊自動車の免許が必要になります。

アルバイトや派遣社員は多い?

資格が必要な作業となるので、正社員で募集している求人も多くありますが、アルバイトや派遣社員などの期間従業員も少なくありません。アルバイトや派遣社員であっても、積極的に資格を取ってプロ意識を持って安全を心がける作業を続けていれば、正社員に登用されることも珍しくありません。

また、派遣会社によっては資格取得支援の一環として受講料を費用負担してくれる会社もありますので、まずはそうした会社で資格を取得して作業経験を積んでいくという働き方もおすすめです。

まとめ

フォークリフトは多くの作業現場で使用されるため、非常に需要が高く、資格を持っていると採用や時給アップに有利になります。最大荷重1t以上の資格を取得するにはきちんとした講習を受けて試験に合格する必要がありますが、普通自動車免許に比べれば簡単ですし、料金も日数も少なくてすむので、もし職場でフォークリフトが必要な作業があるなら資格を取っておくことをおすすめします。

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