フォークリフトの種類とは?カウンター式・リーチ式の違いやトン数の分類・免許との関係をわかりやすく解説
2025/11/28
「フォークリフトって、種類がいろいろあるけど、何が違うの?」「免許はひとつで全部運転できるの?」――工場や倉庫など、製造業の現場では欠かせない「フォークリフト」。求人情報でもよく見かける仕事ですが、いざ働くとなると「どんな種類があるのか」「自分が乗れるのか」といった疑問を持つ人も多いはずです。
フォークリフトは、操作方法や使用場所が異なるいくつかのタイプに分かれ、それぞれに特徴や使い方のコツがあります。また、資格の種類によって運転できるフォークリフトが決まってくるため、事前に知っておくと就業前の不安も軽くなります。
この記事では、現場でよく使われるフォークリフトの種類や特徴、免許との関係、選び方のポイントまでをわかりやすく解説します。
フォークリフトの種類と特徴
フォークリフトは、使用場所や作業内容によっていくつかの種類に分類されています。ここでは、現場で特によく使われるタイプを紹介しながら、それぞれの特徴やメリットを解説します。
カウンターバランス式フォークリフト

もっとも一般的なフォークリフトで、「カウンター式」とも呼ばれる種類です。車体の後部に重り(カウンターウェイト)が付いており、前方の荷物とのバランスを取る構造が特徴といえます。
【カウンターバランス式フォークリフトの特徴】
- フォークリフトの中で一番多く使われているベーシックなタイプ
- フォーク(荷物を持ち上げる爪)が前に突き出していて、荷物の下に差し込んで持ち上げる
- 車体が大きめで、小回りは利きにくいが安定感がある
- 主に屋外や広い作業スペースに向いている
鉄工所や工場の構内、資材置き場などでの重量物運搬に適したタイプです。
リーチフォークリフト

「リーチ式」は、狭いスペースでも作業しやすいように設計されたタイプです。倉庫や物流センターなど、屋内の狭い通路で活躍しています。
【リーチフォークリフトの特徴】
- フォーク部分が「前に伸びる」動き(リーチ)をする構造
- 操作席が横向きで、立ったまま運転するスタイルが多い
- 小回りがきき、通路が狭い場所でも使いやすい
- 主に屋内や棚の間などの狭い現場に適している
倉庫業や食品物流センター、小売業のバックヤードなどの現場に適したタイプです。
その他のタイプ(サイドフォーク式・ウォーキータイプなど)

特殊な現場や用途に対応するフォークリフトにも、さまざまな種類があります。
- サイドフォークリフト:荷物を車体の「横」から出し入れできるタイプで、長い荷物(パイプ・木材など)の運搬に適している
- ウォーキーフォーク(手押し式):小型で電動モーター付きの手押しタイプ。人が歩きながら操作でき、コンビニやドラッグストアのバックヤードで使われることもある
- 三輪式や立ち乗り式:特定の作業に特化したタイプで、狭小スペースや短距離の移動が多い現場で使われる
このように、フォークリフトには用途や現場に応じたさまざまなタイプがあります。まずは「どこで使うか(屋内 / 屋外)」「どんな荷物を扱うか(大きさ/重さ)」を考えて、それに合った種類を理解しておきましょう。
電動式とエンジン式の違い
フォークリフトは「形」だけでなく、動力源の違いでもタイプが分かれます。主に使われているのは「電動式」と「エンジン式」です。
両者にはそれぞれのメリットとデメリットがあることから、屋内作業中心なら電動式、屋外使用やパワー重視ならエンジン式といったように、現場の環境や作業内容に合わせて使い分けられています。
電動フォークリフトの特徴
バッテリーで動く電動タイプは、騒音や排ガスが少なく、屋内作業に向いているのが大きな特徴です。
【電動フォークリフトの特徴】
- 音が静かで、クリーンな作業環境に向いている
- 排気ガスが出ないため、食品工場や倉庫など屋内作業に最適
- 動き出しがスムーズで、細かい操作がしやすい
- バッテリーの充電が必要(連続使用時間に限りあり)
食品工場や倉庫内作業、スーパーの物流センターなどの現場に適したタイプです。
エンジン式フォークリフトの特徴
ガソリンや軽油・LPG(液化石油ガス)を燃料として使うタイプです。パワーが強く、屋外での長時間作業に向いています。
【エンジン式フォークリフトの特徴】
- 出力が高く、重い荷物の運搬に適している
- 燃料を補給すればすぐ再稼働できるため、長時間連続作業にも対応
- 排気ガスが出るため、屋内作業には不向き
- 騒音や振動はやや大きめ
建材置き場や屋外の資材ヤード、工場敷地内の輸送作業などに適したタイプです。
フォークリフト免許と種類の関係
フォークリフトは、資格なしでは運転できない「車両系の機械」です。運転できる車両の種類や重量によって、必要な免許・講習の区分が決まっています。
フォークリフトの資格は「荷重で分かれる」ことがポイントです。1トン未満なら特別教育、1トン以上は技能講習が必要になります。また、「リーチ式とカウンター式は別の免許が必要なのか?」という疑問をよく耳にしますが、結論としてはどちらも同じ資格(技能講習)で運転できます。
ここでは、代表的な資格区分と運転可能な車両の範囲を解説します。
フォークリフト運転技能講習(1トン以上)
1トン以上のフォークリフトを運転するには、「フォークリフト運転技能講習修了証」が必要です。この講習は、全国の指定教習機関で受講できます。
- 講習期間は2〜5日ほど(学歴や経験によって異なる)
- 修了すれば、1トン以上のすべてのフォークリフト(電動・エンジン問わず)に対応可能
- カウンター式・リーチ式どちらにも乗れる
特別教育(1トン未満)
荷重が1トン未満の小型フォークリフトは、「特別教育」で運転可能です。
- 法定で定められた座学と実技講習を受ければOK
- 倉庫や店舗のバックヤードで使われる小型機種が対象
- あくまで軽い作業向けであり、資格の範囲外の機種に注意
現場でよく使われる種類と選び方のコツ
フォークリフトにはさまざまなタイプがありますが、実際の現場でよく使われる種類は限られています。ここでは、代表的な使用環境と選ばれやすい機種について紹介します。
屋外・工場現場ではカウンター式が主流
広い敷地や屋外の資材置き場などでは、カウンターバランス式フォークリフトがよく使われています。重い荷物を運ぶ力があり、でこぼこした地面にも対応できるため、工場や建築現場などでも重宝されています。
車体が大きく、しっかりと安定した走行が可能で、風のある日や不整地でも使いやすいのが特徴です。荷物の積み下ろしやパレットの移動といった基本作業に広く対応できます。
倉庫や物流現場ではリーチ式が活躍
通路が狭く、棚の高さもある倉庫などでは、リーチフォークリフトが多く使用されています。操作にある程度の慣れが必要ですが、小回りが利くため限られたスペースでの作業に向いています。
荷物を高く積み上げる必要がある現場でも、上下の移動に優れたリーチ式が便利です。倉庫内の出荷・入荷作業、商品ピッキングなどでよく見かけるタイプです。
現場によっては複数種類を使い分ける
工場や物流拠点の中には、カウンター式とリーチ式の両方を使っている現場もあります。たとえば、屋外からフォークリフトで荷物を搬入し、倉庫内で仕分け・棚入れを行うような作業では、それぞれの特性を活かす必要があるためです。
どのタイプを使うかは職場によって異なるため、就業前に見学や説明を受けると安心です。また、求人情報に「リーチ式使用」「屋外作業あり」といった記載がある場合は、事前に確認しておくとミスマッチを防ぐことができます。
まとめ
フォークリフトは、作業現場や用途によってさまざまな種類があります。運転するには資格や講習の受講が必要ですが、種類やルールを理解しておけば、就業後もスムーズに対応できるでしょう。
- フォークリフトは「カウンター式」「リーチ式」などが主流で、作業環境によって使い分けられる
- 1トン未満は「特別教育」、1トン以上は「技能講習修了証」が必要
- 資格はひとつで複数タイプのフォークリフトに対応可能
- 倉庫や工場など、現場によって求められる種類や操作経験が異なる
- 免許の取得で、現場での即戦力やキャリアアップが狙える
特に工場や物流倉庫では、フォークリフトの運転スキルが求められる場面も多く、資格を持っていることは就職・転職時のアピールにも直結します。これから工場や物流現場で働きたいと考えている方は、フォークリフトの種類や資格制度を理解し、自分の働き方に合ったスキルを身につけておくとよいでしょう。
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