フリーターの平均月収はいくら?手取り額や生活費・収入を増やす方法
2025/12/13
「フリーターの平均月収はどれくらいなのか」「一人暮らしは本当にやっていけるのか」と不安を抱える人は少なくありません。求人票には時給やシフトの目安が書かれていますが、実際に手元に残る金額は税金や保険料によって変わります。
さらに、時給や勤務日数に加えて、住んでいる地域や年齢、社会保険への加入状況によっても家計の余裕は大きく違ってきます。
この記事では、フリーターの平均月収・年収の相場から、手取り額の目安、一人暮らしの生活費、収入を増やすための具体的な方法まで解説していきます。
フリーターの平均月収と年収の相場
フリーターと一口に言っても、働き方はフルタイムから週数日の短時間勤務までさまざまです。ただ、多くの統計では「パート・アルバイト・派遣など正社員以外の労働者」として一括して扱われることが多く、その平均月収はおよそ16万円〜20万円前後とされています。
ボーナスが少ない(またはない)分、年収はどうしても抑えられがちです。生活費を考えるときは、時給だけでなく「年間でどれくらいになるか」を意識すると、将来設計がしやすくなります。
平均月収は約14万円〜18万円
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」などによると、正社員以外で働く人の平均月収は14万円〜18万円前後が中心となっています。フルタイムに近い週5日勤務なら18万円前後、短時間勤務であれば8万円〜12万円程度が一般的な水準です。
ボーナスが支給されない職場も多いため、年収ベースでは200万円〜250万円前後がボリュームゾーンになります。同じ「フリーター」でも、都心か地方か、サービス業か工場かなどで時給が変わるため、自分の状況をこのレンジに重ね合わせながら、どの位置にいるかを把握しておくとよいでしょう。
年代別に見る平均年収の違い
年代別に見ると、フリーターの年収は20代でおおよそ200万円〜220万円、30代で220万円〜240万円程度が目安とされています。正社員のように年齢とともに大きく昇給していく構造ではないため、長く続けても収入が急激に伸びにくい点が特徴的です。
時給制の働き方では、責任範囲が増えても昇給幅が小さいケースが多く、「年齢は上がるが年収はあまり変わらない」という状況になりやすいと言えます。そのため、将来的にどの程度の生活水準を目指すのかを考えながら、どこかの段階で正社員や高時給の仕事への切り替えを検討する人も少なくありません。
月収から引かれる税金と手取り額の目安
求人票に記載されている「月収」や「日給」「時給」は、あくまで税金や保険料が引かれる前の金額です。実際に口座に振り込まれる手取り額は、そこから所得税や住民税、社会保険料を差し引いた後の数字になります。
- 額面(総支給額)と手取りには差がある
- 一般的に額面の75〜80%が手取り
- 社会保険に加入しているかどうかで手取り率が変化
これらを押さえておくと、「求人票では20万円なのに、実際の振込額は16万円前後」というギャップに戸惑いにくくなります。家計を組む際は、必ず手取りベースで計算することが重要です。
額面と手取りの違い
額面(総支給額)には、基本給に加えて残業代や深夜手当、交通費などが含まれます。一方で手取りは、そこから所得税、住民税、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料などを引いた後の金額です。見た目上は同じ月収であっても、社会保険加入の有無や住んでいる自治体によって手取り額は変わります。
一般的な目安として、社会保険に加入している場合は額面の約75〜80%が手取りと考えられます。例えば月収20万円なら手取りは16万円前後、月収18万円なら14万5千円前後というイメージです。フリーターでも一定の条件を満たせば社会保険に加入するため、自分がどちらのパターンに当てはまるか確認しておくと計算しやすくなります。
【早見表】月収別の手取り一覧
社会保険に加入しているケースを前提に、月収と手取りの目安を簡単にまとめると次のようなイメージになります。
| 月収(額面) | 手取り目安 |
| 150,000円 | 120,000円 |
| 180,000円 | 145,000円 |
| 200,000円 | 160,000円 |
| 250,000円 | 200,000円 |
住民税は前年の所得に応じて決まるため、働き始めて1年目は住民税がほとんどかからず、手取り率が高くなることもあります。逆に、2年目以降は住民税が天引きされるため、同じ額面でも手取りがやや減る点に注意が必要です。
【シミュレーション】時給・シフトで月収はどう変わる?
フリーターの収入は、「時給」と「シフト時間」の掛け合わせで決まります。時給が同じでも、週に何日・1日何時間働くかによって、月収は大きく変わりますし、社会保険の加入条件に該当するかどうかも変わってきます。
自分の現在の時給と希望する勤務スタイルを当てはめてみると、月にいくら稼ぎたいのか、そのために何時間働く必要があるのかが具体的に見えてきます。
時給1,000円〜1,500円の月収比較
1日8時間勤務を前提に、時給と勤務日数の組み合わせで月収を比較すると、次のようなイメージになります。
| 時給 | 週3日(月12日) | 週4日(月16日) |
| 1,000円 | 96,000円 | 128,000円 |
| 1,200円 | 115,200円 | 153,600円 |
| 1,500円 | 144,000円 | 192,000円 |
この表から分かるように、時給が数百円上がるだけで、フルタイム勤務時の月収は5万円〜8万円ほど変わることがあります。そのため、単純にシフトを増やすよりも時給の高い仕事へシフトした方が、身体への負担を抑えながら収入を増やしやすいと言えます。
フリーターの一人暮らしは可能か
フリーターの平均的な手取り水準(12万〜16万円前後)で一人暮らしをする場合、家賃や固定費をどこまで抑えられるかが重要になります。工夫次第で生活は十分成り立ちますが、無制限に娯楽費を使えるほどの余裕は出にくい水準とも言えます。
自分の支出傾向を見直し、「どのエリアなら実現可能か」「実家暮らしと比較してどちらが良いか」など、現実的に可能かどうかを判断しましょう。
生活費の内訳
手取り15万円のフリーターが一人暮らしをする場合、家計の一例は次のようになります。
- 家賃:50,000円(手取りの3分の1程度)
- 食費:30,000円(自炊中心)
- 水道光熱費:10,000円
- 通信費:5,000円(格安SIMを想定)
- 日用品・雑費:5,000円
- 交際費・娯楽費:20,000円
- 貯金・予備費:30,000円
この内訳であれば、急な出費にもある程度対応しながら、月3万円ほど貯金に回せる計算になります。ただし、家賃や交際費が増えればその分貯金は圧迫されるため、何に優先的にお金を使いたいのかを明確にしておく必要があります。
無理なく生活するためのポイント
手取り15万円前後での一人暮らしを少しでも楽にするには、固定費と食費のコントロールが重要です。具体的には、家賃の安いエリアやシェアハウスを選ぶ、まかない付きの飲食店で働いて食費を抑える、寮付きや寮費無料の派遣・期間工といった求人を検討する方法があります。
特に、寮費無料の仕事を選んだ場合、家賃分の5万円前後をそのまま貯金や自己投資に回せるようになります。また、通信費やサブスクリプション契約を見直して無駄な固定費を減らすだけでも、毎月の余裕は少しずつ広がります。何を削るのが自分にとって負担が小さいかを考えながら、支出の優先順位を決めることが大切です。
フリーターが月収を上げる3つの方法
フリーターの月収を増やしたい場合、「とにかくシフトを増やす」という発想だけでは、体力的に限界が来てしまいます。できれば同じ時間働いても収入が増えるような工夫を取り入れたいところです。
- 深夜・早朝シフトで割増賃金を活用する
- 掛け持ちで収入源を増やす
- アルバイトから派遣社員へ切り替えて時給水準を上げる
この三つを組み合わせることで、大きく生活リズムを崩さずに月収を底上げしやすくなります。
深夜・早朝シフトで効率よく稼ぐ
短期間で月収を増やしたい場合、割増賃金がつく時間帯を狙うのが分かりやすい方法です。深夜帯の22時〜翌5時は、法律で時給が25%アップすると定められています。時給1,000円なら1,250円、時給1,200円なら1,500円になる計算です。
居酒屋やバー、コンビニの深夜帯、物流倉庫や工場の夜勤などでは、この深夜手当が適用されることが多く、同じ時間働いても日中より高い収入を得られます。ただ、生活リズムが崩れやすく、体調管理に注意が必要な働き方でもあるため、週に数回だけ深夜シフトを入れるなど、自分に合ったバランスを探ることが重要です。
掛け持ち(ダブルワーク)をする
一つの職場で十分なシフトに入れない場合、掛け持ちで収入源を増やす選択肢があります。例えば、メインのバイトで週4日働きつつ、空いている曜日に単発のイベントバイトや引越しバイトを入れる、早朝の短時間バイトと夕方からのバイトを組み合わせるといったパターンです。
掛け持ちにより、トータルの勤務時間と収入を増やせる一方で、移動時間が長くなったり、休める日が少なくなったりするリスクもあります。また、確定申告が必要になるケースも出てくるため、複数の勤務先から給与を受け取る場合は、税金面のルールも合わせて確認しておくと安心です。
時給の高い「派遣社員」として働く
同じ非正規でも、アルバイトと派遣社員では時給水準に差が出ることが多く見られます。一般的なアルバイトの平均時給が約1,000〜1,100円程度であるのに対し、派遣社員の平均時給は1,500〜1,600円前後が目安とされます。
例えば、時給1,100円で8時間×20日働くと月収は176,000円ですが、時給1,600円なら256,000円となり、その差は8万円近くに達します。仕事内容が事務や軽作業などで大きく変わらない場合でも、雇用形態を派遣に切り替えることで、同じ労働時間で得られる収入が大きく増える可能性があります。ただし、契約期間や福利厚生の内容も確認しながら判断することが大切です。
知っておくべき「年収の壁」と働き損
フリーターとして働く際に、意外と見落とされがちなのが「年収の壁」の存在です。特に、親や配偶者の扶養に入っている場合、一定額を超えると税金や社会保険料の負担が増え、手取りが思ったほど増えない状況に陥ることがあります。
- 160万円の壁(税金の壁)
- 130万円の壁(社会保険加入の基準)
- 中途半端に超えると働き損になるケースがある
これらを理解しておけば、「どこまで働くか」「あえて扶養を外れてしっかり稼ぐか」といった選択を、数字をもとに判断しやすくなります。
160万円の壁(税金の壁)
2025年の税制改正により、所得税がかかり始める基準は「年収103万円」から「年収160万円」に引き上げられました。扶養内で働きたい場合は、この160万円という新しい基準を超えないように収入を調整する必要があります。月収に換算すると、160万円÷12ヶ月でおよそ13万3千円前後が目安です。
時給1,000円なら月130〜140時間程度、時給1,200円なら月110時間前後でこのラインに近づきます。親の扶養に入っている人は、世帯全体での税負担がどう変わるかも含めて、年間収入の見込みを事前に計算しておくことが重要です。
130万円の壁(社会保険の壁)
年収130万円を超えると、親や配偶者の扶養から外れ、自分で社会保険料を負担する必要があります。また、大企業(従業員数101人以上)で週20時間以上働くなど一定の条件を満たす場合は、「106万円の壁」が適用され、より低い年収でも社会保険の加入義務が発生します。
そのため、年収が130〜150万円付近にとどまると、社会保険料の負担が増える一方で手取りがあまり増えず、「働き損」の状態になりがちです。このラインを超えて働くのであれば、社会保険料を差し引いても十分な手取りが残る年収160〜180万円以上を目指すのが現実的です。壁の直前で調整するか、しっかり超えるかのどちらかに寄せた働き方を意識しましょう。
フリーターの収入に関するよくある質問
Q. フリーターでもボーナスはもらえる?
アルバイトの場合、正社員のような年2回のボーナスが支給されることはあまり多くありませんが、繁忙期に数千円〜数万円ほどの「寸志」が支給されるケースは一定数あります。これも職場ごとの方針に左右されるため、求人票や面接時に確認しておきましょう。
Q. 住民税はいつから払う必要がある?
住民税は「前年の所得」に対して課税されるため、働き始めて1年目は前年の収入が少ない、あるいは無収入だった場合が多く、住民税がほとんどかからないケースが一般的です。この期間は、その分だけ手取りが多く感じられます。2年目に入ると、初年度に得た収入をもとに住民税が計算され、通常は6月頃から翌年5月まで、毎月の給料から天引きされます。
Q. ずっとフリーターでいるリスクはある?
長期的にフリーターを続ける場合、収入と保障の両面でいくつかのリスクが生じます。まず、年齢が上がっても昇給幅が小さいため、生活水準を大きく引き上げにくいという点が挙げられます。また、病気や怪我で長期間働けなくなったとき、正社員に比べて収入の穴を埋めにくい状況に置かれる可能性もあります。
将来の年金額についても、加入期間や保険料の額に応じて支給額が決まるため、若い時期から厚生年金に加入する機会が少ないと、老後の受給額が低くなる傾向があります。
まとめ
フリーターの平均月収は15万円〜20万円程度が目安であり、手取りに換算すると額面の75〜80%程度になります。一人暮らしは工夫次第で十分に実現可能ですが、家賃や通信費などの固定費を抑えることが、日々の生活に余裕を持たせるうえで欠かせません。
収入を増やしたい場合には、深夜や早朝の割増賃金を活用したり、時給の高い派遣社員として働いたりする選択肢があります。また、103万円や130万円といった年収の壁を意識しながら、自分と家族にとって最適な働き方を選ぶことも重要です。
「なんとなく」今のバイトを続けるのではなく、目標とする生活レベルや貯金額から逆算し、時給やシフト、雇用形態を見直していくことで、フリーター生活の満足度は大きく変わっていきます。
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