派遣の時給1200円の手取りはいくら?月収目安と生活費をシミュレーション
2025/12/18
「時給1200円でフルタイム勤務をしたら、実際の振込額はいくらになるのか」「一人暮らしに足りる金額なのか」と不安を感じる方は多いでしょう。
時給1200円はアルバイトより高めですが、そのままの金額が手元に残るわけではありません。社会保険料や税金が引かれるため、思ったより少なく感じることもあります。
この記事では、時給1200円の月収と手取りの目安、勤務日数別の早見表、税金や保険料の内訳、一人暮らしの家計シミュレーションまでを解説していきます。
派遣の時給1200円の月収と手取り目安
時給1200円で派遣として働く場合、フルタイムなら手取りはおおよそ15万円台半ばが目安です。細かい計算を暗算で行うのは大変ですが、「額面の8割程度」が頭に入っているだけでも、求人を見た瞬間にざっくりした手取りをイメージしやすくなります。
- 時給1200円フルタイムなら手取り約15.3万円
- 手取りは「額面の約8割」と考える
こうした基準を持っておくと、時給やシフト時間が少し変わっても、自分の中で現実的な月収ラインを素早く見積もれます。生活費のシミュレーションや、扶養の範囲を意識した働き方を考える際のベースにもなります。
フルタイム勤務なら手取り約15.3万円
時給1200円で「1日8時間×月20日(週5日)」働いた場合、月収の額面は192,000円になります。ここから社会保険料や所得税が引かれるため、実際の手取りは約153,000円前後が目安です。計算としては「192,000円×0.8=153,600円」とイメージすると分かりやすいでしょう。
独身で扶養家族がいない場合、健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税で、合計約3万円強の控除となるのが一般的です。入社1年目で住民税がまだ引かれていないケースを想定した金額であり、2年目以降は住民税が加わる分だけさらに数千円ほど手取りが減る点も頭に入れておくと計画を立てやすくなります。
手取りは「額面の約8割」と覚える
毎月の残業時間やシフトが少し変わるたびに、細かな手取りを計算するのは負担になりがちです。そのため、まずは「総支給額×0.8」という簡易的な計算式を覚えておくと便利です。総支給額(時給×1日の労働時間×勤務日数)に0.8を掛ければ、大まかな手取り額の目安がつかめます。
もちろん、扶養家族の有無や年齢による介護保険料の発生、ボーナス支給の有無などで実際の手取りは前後します。それでも「8割程度」と押さえておけば、家賃の予算や食費にどの程度割けるかを決めるときの判断材料になります。
【早見表】勤務日数・時間別の手取り一覧
時給1200円でも、週に何日・1日何時間働くかによって、月収と手取りは大きく変わります。また、勤務時間によっては社会保険に加入するかどうかも変わり、控除の有無が手取り率に影響します。そのため、自分のライフスタイルに合わせて、どの働き方が現実的なのかをイメージしておきたいところです。
「扶養内で働きたい」「家事や育児と両立したい」といったニーズに合わせて、シフトパターンを調整しましょう。特に週3日や時短勤務を選ぶ場合は、社会保険の加入条件と手取りのバランスをどう考えるかが重要なポイントになります。
週3~5日の手取りを比較
週5日フルタイムの月収(額面)は192,000円、手取り目安は約15.3万円で、社会保険には加入する前提になります。週4日(月16日)勤務にすると、月収は153,600円、手取りは約12.3万円が目安で、勤務時間によっては社会保険加入の対象になる可能性が高いです。
一方で週3日(月12日)勤務なら、月収は115,200円程度となり、勤務時間や条件によっては社会保険の加入対象外となる場合があります。
この場合、給料から保険料は引かれませんが、国民健康保険や国民年金を自分で負担する必要があります。そのため、数字だけでなく、保障内容も含めてトータルで比較しましょう。
時短勤務(1日6時間など)の場合
1日あたりの勤務時間を短くする「時短勤務」を選ぶと、収入は下がるものの、時間的なゆとりが生まれます。例えば、1日6時間×月20日勤務なら、月収は144,000円で、手取りはおよそ11.5万円前後が目安です。同様に1日5時間×月20日なら月収120,000円で、手取りは約9.6万円になります。
この水準になると、一人暮らしでは家賃や固定費をかなり抑える工夫が必要になります。その一方で、実家暮らしやパートナーとの同居で生活費を分担できる場合には、自由時間を優先した働き方として現実的な選択肢になり得ます。収入だけでなく、時間とのバランスをどう取りたいかが判断の軸になります。
給料から引かれる税金と保険料の内訳
時給1200円で働いたときに「思ったより手取りが少ない」と感じる主な理由は、給料からさまざまな税金や保険料が天引きされているためです。内訳を理解しておくと、控除の金額に対して過度に不安を抱かずに済みますし、年末調整などで戻ってくるお金への意識も変わってきます。
- 必ず引かれる所得税
- 条件により引かれる社会保険料
- 2年目からかかる住民税
これら三つの項目が手取りを圧縮する主な要因です。それぞれの役割と、おおよその金額感を掴んでおくことで、毎月の給料明細を見たときに「なぜこの額になっているのか」を自分なりに納得できるようになります。
必ず引かれる「所得税」
所得税は国に納める税金であり、月の給料が88,000円を超えると源泉徴収の対象になります。時給1200円でフルタイム勤務を想定すると、月3,000円〜4,000円程度が所得税として天引きされるケースが一般的です。金額自体は社会保険料と比べるとそれほど大きくはありません。
ただし、1年間を通して支払った所得税は、年末調整で精算されます。扶養家族がいる場合や、途中入社・途中退職の場合には、払い過ぎ分が還付されることもあります。毎月の控除を「取られて終わり」と捉えるのではなく、年間でならしたうえでの負担と考えると、家計への影響を冷静に判断しやすくなります。
条件により引かれる「社会保険料」
社会保険料は、手取りから引かれる金額の中で最も大きな割合を占めます。時給1200円でフルタイムの場合、健康保険料はおおよそ1万円前後、厚生年金保険料は約1万8千円前後、雇用保険料は千円程度が目安です。これらを合計すると、3万円近い金額が毎月控除されるイメージになります。
一見すると負担に感じますが、実際には同じ額を会社側も負担しており、将来の年金や医療費の軽減、失業したときの給付につながるものです。国民健康保険や国民年金を全額自己負担する場合に比べれば、制度としてのメリットも大きいため、「ただ減らされているお金」ではないことも意識しておくと見方が変わるでしょう。
2年目から引かれる「住民税」に注意
住民税は、市区町村や都道府県に納める税金で、「前年の所得」に対して課税されます。そのため、時給1200円で働き始めた1年目は、前年の収入が少ない場合が多く、住民税がほとんど引かれないか、まったくかからないケースもあります。この時期は手取りが多く感じられる傾向があります。
しかし、2年目に入ると、初年度の給与をもとに住民税が計算され、毎月の給料から5,000〜7,000円前後引かれます(自治体や前年収により増減)。時給や勤務時間が変わっていなくても、急に手取りが減ったように感じるのはこのためです。
時給1200円で一人暮らしは可能か
時給1200円でフルタイム勤務した場合の手取りは約15万円台半ばです。この水準で都会での一人暮らしが成り立つのかは、多くの人が気になるポイントでしょう。結論としては、家賃や固定費をしっかり抑えれば生活は可能ですが、ゆとりのある生活を送るには工夫が必要になります。
また「どの地域なら現実的か」「実家暮らしとどちらが良いか」など、生活水準をどの程度に設定するかによっても現実味は変わってきます。
手取り15万円の生活費シミュレーション
手取り約15.3万円を前提に、都内での一人暮らしを想定した家計を算出します。家賃は6万円程度(手取りの3〜4割)を上限とし、食費3万円、水道光熱費1万円、通信費5千円、日用品や雑費1万円、交際費・娯楽費2万円、残りの1万5千円を貯金や予備費に回すイメージです。
このシミュレーションでは、突発的な出費が続くと貯金にほとんど回せない月も出てきます。また、家賃を抑えるほど生活は楽になりますが、その分通勤時間や住環境とのトレードオフも生まれます。自分にとって許容できる家賃と通勤時間のバランスを考えることが、一人暮らしの現実性を判断するうえで重要です。
余裕のある生活にするためのポイント
時給1200円での一人暮らしを少しでも楽にするには、固定費をどれだけ下げられるかが重要になります。具体的には、家賃を抑えられるエリアを選ぶ、寮や社宅付きの求人を検討する、スマホ料金やサブスク契約を見直すといった工夫が考えられます。
また、飲食店やまかない付きの職場を選べば、食費を抑えやすくなります。工場系派遣の中には「寮費無料」「水道光熱費込み」といった求人もあり、その場合は家賃相当の金額をそのまま貯金に回すことも可能です。どの支出を削るのが自分にとって負担が少ないかを考えながら、働き方と住まい方をセットで検討すると良いでしょう。
求人選びで損をしない「交通費」の確認
同じ時給1200円の求人でも、「交通費込み」か「交通費別途支給」かによって、最終的な手取りは変わります。交通費の扱いは税金や保険料の計算にも影響するため、時給の数字だけでなく、交通費欄の表記も合わせて確認しておく必要があります。
- 交通費「別途支給」の方が手取りに有利になりやすい
- 通勤距離と非課税限度額の関係を把握しておく
この二つを理解しておけば、似たような条件の求人の中から、より実質的な手取りが多い案件を選びやすくなります。通勤時間と交通費のバランスも含めて、総合的に比較することが重要です。
交通費「別途支給」の方が手取りは多い
時給1200円と記載された求人の中には、「交通費込み」のケースと「交通費は別途支給」と明記しているケースがあります。交通費込みの場合、時給に通勤費分も上乗せされているため、その部分にも所得税や社会保険料がかかります。
一方、交通費別途支給の場合は、一定の範囲まで非課税扱いとなるため、税金の対象になる金額を抑えられます。
例えば、「時給1200円(交通費込み)」と「時給1150円+交通費全額支給」の求人を比較すると、額面だけ見ると前者の方が有利に見えるかもしれません。しかし、後者は交通費分が非課税となるため、トータルの手取りでは後者が多くなる場合もあります。
通勤距離と非課税限度額
通勤手当には、税法上の非課税限度額が設定されています。公共交通機関を利用する場合、月15万円までは原則として非課税とされますが、派遣会社ごとに支給上限を独自に定めていることも少なくありません。例えば「月1万円まで」「定期代の実費支給」など、規定の内容によって実際に受け取れる交通費は変わります。
自宅と職場の距離が長い場合、支給上限を超える部分は自己負担になる可能性があります。そのため、遠方から通勤することを考えている場合は、交通費がどこまで支給されるのか、非課税の範囲内で収まるのかを事前に確認しておくと安心です。場合によっては、通勤時間を短くするための引っ越し費用と、交通費の自己負担分を比較して検討する選択肢も出てきます。
よくある質問
Q.扶養内で働くには週何日まで大丈夫?
扶養内で働く際の基準は「年間収入」です。2025年の税制改正により、所得税の非課税ラインは103万円から160万円に引き上げられました。一方、社会保険の加入基準となる「130万円の壁」は維持されています。
そのため、時給1200円で扶養内を維持したい場合は「年間160万円以内(=月約13.3万円)」が一つの目安になります。時給1200円の場合、103万円を超えないようにするには、月あたり8万5千円前後に収入を抑える必要があります。
Q.残業をすると手取りはどれくらい増える?
時給1200円で残業をした場合、法律により残業代は25パーセント増しとなり、1時間あたり1500円の計算になります。例えば、1ヶ月あたり10時間の残業をすると、額面で1万5千円の増額となり、手取りベースではおよそ1万2千円ほどのプラスが見込めます。
Q.派遣でもボーナスはある?
同一労働同一賃金のルールが整備されたことで、派遣社員にも賞与に相当する待遇を用意する企業が増えています。ただし、その形はさまざまで、夏冬のボーナスとして別枠で支給されるケースもあれば、時給自体に賞与相当分を上乗せしているケースもあります。時給1200円に賞与分が含まれている場合、まとまったボーナスは期待しにくくなります。
まとめ
派遣で時給1200円という条件は、アルバイトと比べてやや高めであり、フルタイムで働けば手取りは約15万円台半ばが目安になります。ただし、そこから社会保険料や税金が差し引かれるため、額面とのギャップを理解しておくことが重要です。
一人暮らしをする場合は、家賃や固定費をどこまで抑えられるかが生活のゆとりに直結します。また、2年目からは住民税がかかり始めるため、初年度より手取りが減ることも想定して家計を組み立てる必要があります。
交通費の扱いや残業の有無、寮付き求人の活用なども含めて、自分のライフスタイルに合った働き方を考えていくことが、無理のない生活につながると言えるでしょう。
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