履歴書の「現在に至る」は必要?いらない?正しい書き方をケース別に解説【学歴・在職中・退職予定】
2026/01/27
履歴書の職歴欄や学歴欄でよく目にする記述に、「現在に至る」という表現があります。一見シンプルな意味合いですが、「これは書いたほうがいいのか」「退職予定のときも使えるのか?」など、意外と悩むポイントでもあるでしょう。
この記事では、「現在に至る」の表現の正しい使い方や記載例、使用を避けた方がいいケース、そして学生や退職予定者など立場別の対応方法をわかりやすく解説します。
履歴書で使う「現在に至る」の意味と役割
「現在に至る」という表現は、履歴書で「在職中」や「継続中」であることを示すために使われます。特定の職歴がいまも続いていることを明確に伝えるために用いられ、終わりの日付が未定である場合に補足する表現として機能しています。
「現在に至る」とは何を表しているのか
「現在に至る」は、時系列で書かれる職歴欄の末尾に使われ、「この業務はまだ続いています」という意味を持ちます。たとえば次のように使われています。
- 2018年4月 株式会社〇〇 入社
- 現在に至る
この書き方により、「退職していない=在職中」であることが明確になります。とくに転職活動中など在職状態にある場合、企業側にとっても勤務状況の把握に役立つ情報となります。
「現在に至る」を使うタイミングと目的
「現在に至る」は、以下のようなケースで使われます。
- 職歴の最終行が在職中の企業である場合
- 契約社員や派遣社員として現在も同じ職場で勤務している場合
- パートやアルバイトで継続勤務しているケース(明確な終了日がない)
目的は、経歴が中断されていないことを伝えることです。記載しない場合、採用担当者が「この人はもう退職している」と誤解する可能性があるため、明示しておくと安心です。
「現在に至る」は必要?書かないケースもある?
「現在に至る」の表現は便利な一方で、「絶対に書かないといけないのか」「『以上』だけで十分では?」といった疑問を持つ人もいます。
ここでは、「現在に至る」の使用は必須なのか、書かない選択肢が成立する条件について解説します。
必須ではないが書いた方が丁寧な理由
「現在に至る」は履歴書のルール上、必須ではありません。ただし、記載しておくことで下記のようなメリットがあります。
- 経歴が現在進行形であることを明示できる
- 誤解(退職済みと思われる)を防げる
- 書類の整合性がとれる(面接時の質問を減らせる)
とくに在職中で転職活動をしている場合は、現在進行中の仕事があることを伝える意味合いが強いため、積極的に記載すべきです。
「以上」「同じ行」で済ませる場合の注意点
「現在に至る」の代わりに、「以上」「同じ行」などの表現を用いることもあります。これは行末やページ末で職歴を締めるときのマナー的な記述です。
- 「以上 同じ行」:学歴・職歴の行数が奇数のときに使う調整表現
- 「以上」:最終行の内容を締める語句。「現在に至る」の次の行の右端に寄せて書くのが一般的なマナー
これらは「時系列の締め」としての機能であり、「在職中であること」を明示する効果はありません。したがって、両者は目的が異なります。「現在に至る」は時制を示す補足情報と考えましょう。
退職予定の場合はどう書く?

では、在職中ながらも近々退職する予定がある場合にも、「現在に至る」と書いてもよいのでしょうか? あるいは退職日を明記すべきなのか、こちらも多くの人が迷ってしまうポイントです。
「現在に至る」と書くと誤解を招くこともある
退職予定日が決まっているにもかかわらず「現在に至る」と書くと、読み手によっては「現職を続ける意向がある」と誤認される可能性があります。
対処方法としては、次のような表記が適切です。
- 2020年4月 株式会社〇〇 入社
- 2024年3月 退職予定
このように、退職予定日が確定しているなら明記するほうが誠実で、面接時の齟齬を防げます。一方、退職時期が曖昧な場合は「現在に至る」とし、面接時に補足するのがよいでしょう。不確定な情報を履歴書に断定して書くと、後で変更があった際に「虚偽」を疑われるリスクがあるためです。
「退職予定日」と「在職中」の境界線
「いつまでを在職中とするか」については、社会保険の手続きや最終出社日などを基準に判断されることもあります。ただし履歴書では、勤務の実態があるかどうかが判断基準とされるケースが多いため、記載は実情に即して行いましょう。
「学生」「学歴欄」で「現在に至る」は使えるのか
「現在に至る」は職歴だけでなく、学歴欄にも使えるのか、疑問を持つ人もいます。とくに大学在学中の学生や通信教育を受けている人は、記載方法に迷うことがあるでしょう。
一般的には、学歴欄では「現在に至る」という表現は使用しません。なぜなら、学歴は「卒業見込み」または「在学中」という表現で時制を示すのが通例だからです。
- 2020年4月 ○○大学 経済学部 入学
- 2024年3月 卒業見込み(または 在学中)
このように、履歴書の慣習上「現在に至る」は職歴欄専用の表現として扱うのが適切です。
「現在に至る」の記載例と文例集
「現在に至る」の記載には、いくつかの基本パターンがあります。とくに在職中・退職予定など、自分の状況に合わせて文言を選ぶことが大切です。
ここでは、主なシチュエーション別の記載例を紹介します。
在職中の基本パターン
例1:シンプルな記載
- 2019年4月 株式会社〇〇 入社
- 現在に至る
例2:職務内容を記載する場合
- 2020年4月 株式会社〇〇 入社
- 営業部に配属。法人向けルート営業を担当
- 現在に至る
このように「現在に至る」を用いることで、業務が継続中であることが明確に伝わります。職務内容の記載と組み合わせれば、読み手が状況を把握しやすくなります。
退職予定/転職活動中の応用パターン
例1:退職時期が確定している場合
- 2018年6月 株式会社△△ 入社
- 2024年2月 退職予定
例2:退職日が未確定な場合(面接時に補足する前提)
- 2018年6月 株式会社△△ 入社
- 現在に至る(退職日調整中)
採用担当者に誤解されないよう、事実ベース+丁寧な表現がポイントです。曖昧なままにせず、必要に応じて履歴書以外で補足するとよいでしょう。
「現在に至る」を使うときの注意点・マナー
「現在に至る」は便利な表現ですが、使い方を誤ると、形式的なミスや誤解を招くことがあります。ここでは、とくに注意しておきたい2つのポイントを紹介します。
年月の表記ルールを統一する
履歴書では、西暦と和暦が混在していると読みにくく、雑な印象を与えてしまいます。「現在に至る」も含めて、すべての経歴は同じ形式で統一しましょう。
NG例(和暦と西暦が混ざっている)
- 平成30年4月 株式会社〇〇 入社
- 2026年 現在に至る
OK例(西暦で統一)
- 2018年4月 株式会社〇〇 入社
- 2026年 現在に至る
「現在に至る」以外の表現は使える?
場合によっては、「現在に至る」以外の言い回しを使いたいと感じることもあるかもしれません。以下のような表現が一部使われることもありますが、履歴書においては「現在に至る」が最も一般的です。
| 表現 | 使用の可否 | 備考 |
|---|---|---|
| 継続中 | △ | 口語的。カジュアルな印象が強く不向き |
| 勤務中 | △ | 職務経歴書ではOKだが履歴書にはあまり使わない |
| 就業中 | △ | 業種によっては硬すぎる場合も |
| 現在に至る | ◎ | 履歴書ではスタンダードな表現 |
履歴書では「現在に至る」がフォーマルで汎用性が高いため、とくにこだわりがない限りこの表現を使用するのが無難です。
まとめ
「現在に至る」は、在職中・継続中であることを履歴書上で明示する便利な慣用表現です。書き方はシンプルですが、使用タイミングや補足の仕方によっては印象に差が出ることもあるため、自身の状況に即した形で丁寧に使いこなすことが求められます。
- 「現在に至る」は職歴が継続中であることを示す表現
- 必須ではないが、書いた方が誤解を防げて丁寧な印象になる
- 退職予定の場合は「退職予定」と明記する方が誠実
- 学歴欄では「在学中」「卒業見込み」を使うのが一般的
- 年月表記は統一し、「現在に至る」を用いるのが最適な表現
些細な一文であっても、履歴書からは応募者の誠実さや配慮が伝わるものです。「現在に至る」という言葉の役割を正しく理解し、自分の状況に合わせて正確に使い分け、読み手の信頼感につながる履歴書を作成していきましょう。
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