履歴書を書き間違えたらどうする?提出前・提出後の対処法や書き直せないときの訂正方法を解説
2026/07/31
履歴書を書いている途中で、漢字や日付、学歴、職歴、志望動機などを間違えてしまうことはよくあります。提出直前に気づくと、「このまま出してよいのか」「修正テープを使ってよいのか」などと悩んだ経験のある人も多いでしょう。
基本的には、履歴書を間違えたら新しく書き直すのが無難です。履歴書は応募先に自分の情報を伝える書類であり、修正跡が多いと雑な印象を与えかねません。ただし、提出後に気づいた場合や、どうしても書き直せない場合は、状況に合わせた対応が必要です。
この記事では、履歴書を間違えたときの基本対応や、修正テープや二重線の扱い、提出後に気づいた場合の伝え方、次からミスを防ぐ方法をわかりやすく解説します。
履歴書を間違えたら書き直すのが基本
履歴書の書き間違いに提出前に気づいたら、できるだけ新しい用紙に書き直しましょう。採用担当者は、履歴書から応募者の基本情報だけでなく、丁寧さや確認力も見ています。
なかでも正社員や契約社員への応募では、修正跡のない履歴書を用意するほうが安心です。バイト応募であっても、時間に余裕があるなら書き直しを優先してください。
修正テープや修正液は避ける
履歴書に修正テープや修正液を使うのは避けましょう。修正跡が目立ちやすく、あとから書き換えたように見えることもあります。
ハローワークの履歴書記入例でも、誤字・脱字の確認を促し、修正液の使用やコピー提出を避けるよう案内しています。応募書類は正式な書類として扱われるため、きれいに仕上げる意識が必要です。
消せるボールペンも使わない
消せるボールペンは便利ですが、履歴書には向きません。熱や摩擦で文字が薄くなってしまうため、正式な応募書類としては不安が残ります。
手書きの場合は、黒のボールペンや万年筆など、消えにくい筆記具を使いましょう。書き始める前に、下書きやメモを用意しておくとミスを減らせます。
一枚しかない場合は印刷し直す
履歴書が一枚しかない場合は、可能であればコンビニや自宅で印刷し直してください。厚生労働省の履歴書様式例は、労働局のサイトなどからPDFやExcel形式で入手できます。
なお、応募先から指定様式がある場合は、その指定を優先してください。
- 参考:厚生労働省履歴書様式例
どうしても書き直せないときの訂正方法
提出期限が近い、外出先で用紙がないなど、どうしても履歴書を書き直せないこともあります。その場合は、修正テープで隠すのではなく、訂正したことがわかる形で直すのが一般的です。
ただし、訂正した履歴書はあくまで例外的な対応です。迷う場合は、応募先に確認するか、書き直しできる方法を探してください。
二重線と訂正印で直す
手書きの履歴書をどうしても直す場合は、間違えた文字に二重線を引き、近くに正しい内容を書きます。この際は訂正印を押すことで、本人が訂正したことを示せます。
とはいえ、訂正箇所が多い履歴書は読みづらくなります。1か所だけなら許容されることもありますが、複数ある場合は書き直すほうが安心です。
重要な項目の間違いは書き直す
氏名、住所、電話番号、学歴、職歴、資格、応募先名などを間違えた場合は、できるだけ書き直してください。連絡先や経歴に誤りがあると、採用手続きにも影響するためです。
特に学歴や職歴の年月を間違えると、面接で説明が必要になるかもしれません。自信がない場合は、卒業証書、雇用契約書、年金記録、過去の履歴書などを見ながら確認しましょう。
軽い誤字でも印象に関わる
一方、志望動機や自己PR欄の漢字ミス、送り仮名の誤りなどは、内容が伝われば大きな問題にならないこともあります。ただし、丁寧に確認していない印象を与えるおそれもあります。
採用担当者は、応募書類から仕事への向き合い方も見ています。特に検査や事務、製造など確認力が求められる仕事では、書類のミスには細心の注意を払ってください。
履歴書を間違えたまま提出したときの対処法

履歴書を提出したあとに間違いに気づいた場合は、内容の重要度によって対応を変えます。小さな表記ゆれならそのまま面接で補足すればよい場合もありますが、連絡先や経歴の誤りは早めに伝えましょう。
連絡先や経歴の誤りはすぐ伝える
電話番号、メールアドレス、住所、学歴、職歴、資格などの誤りに気づいたら、応募先へ早めに連絡してください。これらは採用担当者が選考や連絡に使う情報なので、放置してはいけません。
伝えるときは、次のように簡潔で構いません。
- 提出した履歴書に誤りがあったこと
- 間違えた箇所
- 正しい内容
- お詫びの一言
必要であれば、修正した履歴書を再提出できるか確認しましょう。
面接当日に気づいたら最初に伝える
面接当日に履歴書の間違いに気づいた場合は、面接の冒頭や書類確認のタイミングで伝えます。ここで無理に隠そうとすると、あとで質問されたときに焦りやすくなってしまいます。
たとえば、「提出した履歴書の職歴欄に一部誤りがありました。正しくは〇年〇月退職です。申し訳ございません」と短く伝えれば十分です。長い言い訳は避けましょう。
こまかな表記ミスは落ち着いて対応する
漢字の変換ミスや、志望動機の一部の表現など、選考に大きく影響しにくいミスもあります。その際は気づいたからといって、すぐに電話で細かく連絡する必要があるとは限りません。
ただし、面接で話す内容と履歴書の内容がずれる場合は、聞かれたときに説明できるようにしておきましょう。正直に伝えれば、必要以上に不安になることはありません。
バイト応募で履歴書を間違えた場合
アルバイト応募でも、履歴書を書き間違えた場合の基本対応は書き直しです。正社員応募よりも柔軟に見られることはありますが、履歴書は応募先に渡す正式な書類である点には変わりありません。
バイトでも修正テープは避ける
バイトだからといって、修正テープだらけの履歴書を出すのは避けましょう。勤務時間、連絡先、経験の有無といった情報は、正確に伝える必要があります。
特にシフト希望や連絡先を間違えると、採用後のやり取りにも支障が出ます。短時間の応募でも、提出前の確認は欠かせません。
急ぎなら応募先に確認する
面接まで時間がなく、書き直しが難しい場合は、応募先に確認する方法もあります。「履歴書を一部書き間違えてしまったため、訂正して持参してもよいでしょうか」と聞けば、指示をもらいやすくなります。
応募先によっては、当日に新しい用紙へ書き直す、訂正した履歴書を持参する、Webフォームで再提出するなどの対応になることもあります。
履歴書の間違いを防ぐコツ
履歴書のミスは、少し準備するだけで減らせます。いきなり本番の用紙に書くのではなく、必要な情報を先に整理してから作成しましょう。
下書きしてから清書する
手書きの履歴書は、別の紙やコピーした用紙に下書きしてから清書すると安心です。学歴・職歴の年月、資格名、志望動機を先に確認しておけば、書き損じを減らせます。
清書するときは、焦らず一行ずつ見直しましょう。長い志望動機は、先に文章を作ってから写すと整えやすくなります。
提出前にチェックリストで確認する
提出前には、全体を一度読み返してください。声に出して読むと、誤字や抜けに気づきやすくなります。確認したい項目は、次のとおりです。
- 日付は提出日または持参日に合っているか
- 氏名、住所、電話番号、メールアドレスに誤りがないか
- 学歴・職歴の年月が合っているか
- 会社名や学校名を省略していないか
- 志望動機に応募先と関係ない内容が残っていないか
- 写真の貼り忘れがないか
- 押印が必要な様式なら印鑑を押したか
チェックリストを使うと、毎回同じ確認ができます。応募先が増えるほど、使い回しのミスにも注意しましょう。
PC作成なら保存データを残す
PCで履歴書を作る場合は、応募先ごとにファイル名を分けて保存してください。別の会社名が残ったまま提出するミスを防ぎやすくなります。
印刷後も、画面上と紙の両方で確認しましょう。フォント崩れ、余白、写真、日付、改行のズレは、印刷してから気づくことがあるためです。
まとめ
履歴書を間違えた場合は、提出前なら新しく書き直すのが基本です。修正テープや修正液、消せるボールペンは避け、きれいな状態で提出できるようにしましょう。
履歴書でミスに気づいたときは、次のように対応してください。
- 提出前ならできるだけ書き直す
- 修正テープや修正液は使わない
- どうしても直す場合は二重線と訂正印を使う
- 連絡先や経歴の誤りは早めに応募先へ伝える
- 面接当日に気づいたら冒頭で簡潔に説明する
- 次回からは下書きとチェックリストで確認する
履歴書の間違いは、気づいた時点で落ち着いて対応すれば大丈夫です。大事なのは誤りを放置せず、正しい情報を丁寧に伝える姿勢です。
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